さてさて、前回は何を言う訳でもなく終わってしまったので、今回はまじめに噂の真相に迫ってみたいと思います。
まずご覧頂きたいのがこちらの画像。
今やセーブルクラッチのデニムを語る上では欠かせない、サテンスレキの内装。
ワークで無骨なデニムにエレガントさをプラスしたデザイン。
でも、ただの見た目重視で付けている訳ではありません。
例えばこういう内装にすることによって、ウエスト(ベルト周り)のフィット感が抜群に良いのです。普通のデニムと比べて厚さも薄いので、ひょっとしたら最初に、「??」
っていう変な感覚になるかもしれません。
でも、次の瞬間にこれは軽い!に変わっていると思います。
次に、サテン特有のすべり感が、アンダーウエアやインナーなんかと程よく滑ってくれるので、履いていてゴワゴワする感じがないのです。
また、ポケットの袋にもサテンスレキを使用しているので、タイトなデニム特有の手入れの悪さ(手が入れずらい)みたいなのも解消しているのです。
あと、モモなどの肌にあたる部分の当たり心地がとても気持ち良いのも特徴。
更には、例えば白いシャツをタックインで着た場合、内装がサテンスレキによることで、
シャツに青い色が色移りしてしまったなんて事もないのです。
そして細かいところで言えばこんな所も。。。
コインポケット口にもサテンスレキを使用しています。
デザイン的なアクセントでもあるのですが、こうする事によって、コインポケットが抜群に使いやすくなるのです。
ってコインポケットってあんまり使わないのかな。。。
僕は結構使う方なので、同じく結構使う方には嬉しい仕様!な!はず!です!
もともとデニムはワークなアイテム。
なのでやっぱり無骨なカッコ良さ。っていうのはあるのだけれど、だからと言って、履いていて重かったり疲れてしまっては意味が無い。
デニムらしさは残しつつ、履き物として進化する部分はまだまだあると思うのです
。
そんなことも含めると増々奥の深いデニム。
今回は「噂の新装(内装)」について。でした。
sable clutch 山口